潰瘍性大腸炎で入院した西式甲田療法の病院②~断食・宿便編~

潰瘍性大腸炎の話

こんにちは。

こちらはパート①の続きになります。

潰瘍性大腸炎がひどい時入院した西式甲田療法の病院①
こんにちは。 新たな台風が来てますが日本はちょっとそれそうですね、このまま太平洋のど真ん中で消えてくれたらいいと思っています。 今日は潰瘍性大腸炎について書きたいと思います。 潰瘍性大腸炎になった経緯は以前に書いたんですが その時一度入院し...

こちらの病院でのことをもう少し書きますね。

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断食について

こちらの病院では断食を行っています。

よくあるお寺や断食道場とは違って病院で医者がみてくれている中での断食なのでより安心感はあるかと思います。

断食をしている人、していない人に関わらず毎日朝の検温と脈拍のチェックもありますし週2回院長の回診もあります。

潰瘍性大腸炎の私は断食をすると腸が余計に出血しやすくなるとかで本格的な断食はしませんでしたがりんご断食と寒天断食だけは数回体験して帰りました。

こちらの病院で実践されている断食は全く食物をとらないものではなく、青汁を飲んでました。あと、お昼と晩ご飯の時間には断食メニューというものがだされていました。

・りんご断食

・寒天断食

・すまし汁断食

・生野菜食断食

以上4つだったかと思います。

これらを毎日食べて、もしくはメニューを変えながら3日や1週間、2週間とかの単位でみなさん断食されていました。

これは院長と相談の上でメニューや日数は決定されます。

先ほども書きましたが持病の関係で断食してはいけない人もいるのでそれは応相談という感じです。

多分胃腸に潰瘍のある人はダメだと言っていたような・・・。

断食のそれぞれの具体的な事は以下に詳しく書きました。

りんご断食

りんご断食はすりおろし器がついてくるので自分ですりおろして食べます。皮はむいてくれていました。すり下ろした中に塩と甜菜糖を入れて食べます。

りんごは2個半だったかと、でも小さいりんごなのか大きくはなかったです。

てんさい糖がぷちぷちしておいしかったし断食の中で一番おいしいので人気の断食でした。

寒天断食

寒天断食は寒天をお湯で煮て溶かした状態の熱々のものがどんぶりいっぱいになって出てきます。寒天っておいしいイメージがあったんですがこれびっくりするくらい匂いが変で熱々の一口食べてみたらめちゃくちゃまずくて絶句しました!

それでも息止めてゴクゴク飲んでみたんですがやっぱり吐き気がして断念。

あ、ちなみに塩も溶かして入れています。

まずくて食べにくいので?、自分で弁当箱を2~3個買ってきてそれに移して冷やし固めて食べる人がいました。

私も即座に弁当箱を借りて固めて付属のハチミツをかけて食べたんですがこのハチミツが衝撃的なまずさでまずさの相乗効果?で吐き気がすごかったです。無理矢理食べました。

あのハチミツ何の花だったんだろう?

寒天断食は二度としないと思いました。

しかし、便通にはものすごく効いたみたいで翌日がかなり快調でした。

便秘に悩んでいる方は寒天を大量に食べたらいいのかもしれないです。

すまし汁断食

すまし汁断食は椎茸などのおだしのお汁に少し醤油を入れたような匂いでした。すまし汁断食をしていた人に一口もらったんです。

普通にだしの味であったかくておいしかったです。でもりんごと違ってただの汁なのでお腹すくだおるな~と。

今調べたんですが、水に干し椎茸と干しこんぶを入れて煮立たせて作るようです。しょうゆは好みで少し入れ。そして、黒砂糖の塊と供に食べると。

生野菜食断食

生野菜食断食は院長が一番おすすめしていた方法です。

にんじんや大根や山芋などの生野菜がそのまま切って出てくるので自分でおろし器ですりおろして玄米粉を混ぜて食べるんです。

ちょっとうさぎみたいなんですが、これを続ける事で色んな難病に効くということでした。

生野菜断食、冬だったのでみんな寒いって言ってました。でも理論的にはそれを続ける事で自分で体内で体温を上げる力がついてきてあったかくなってくるって勉強しました。

サラダや生野菜は身体を冷やすと言われていますがこちらではそれを続けることで自分の身体が健康になって体温をきちんと上げられる力がつくようです。

でもかなり続けないといけないんじゃないかなとは思います。

 

以上が病院で見た断食の方法です。基本的にはこれらを食べながら断食をするので全く食べない断食ではありませんでした。

甲田療法の本を見たらりんご断食が載っていませんでしたので院長が考案したのかもしれませんね。

今回参考にしたのはこちらの甲田先生の本です。↓

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宿便について

こちらの病院で推奨されていた宿便をとる方法。

①でも書きましたが浣腸は私はしませんでしたが、毎日小食にして青汁や身体に良い食事をすることでだんだん宿便が排泄されていくと言われました。

確かに、入院してしばらくすると粘血便が止まってきて代わりに粒上の緑色か青っぽい便が出ていました。

宿便は緑色っぽいと聞いていたのでやっぱり少しずつ出ていたのかもしれないです。

あとブツブツとした小粒の便が出ていたのは大腸にある憩室に入り込んでいた宿便が出た物と勉強しました。そう言われると確かにそうかも。

さっきから勉強と言っているのはこちらの病院、毎週日曜日の朝2時間ほどは全員甲田先生のセミナーのビデオを見なければならなかったのです。

そこで色々と勉強させてもらいました。

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西式甲田療法の小食について

西式甲田療法って元は西先生と言う方がいてその方が考案した西式という健康法を土台にしているそうです。

基本小食にして断食したりして宿便をだし、皮膚を温冷浴で鍛えて腸を鍛え、独自の運動法で血液循環を良くする。

こういう感じでした。

私はそれまで30年間1日3食食べていたし、朝ご飯を抜くのは悪だと教育されてきたのでここで朝食抜きにすると身体に良いと言われてびっくりでした。

なので、朝食抜きはまずきつかったです。貧血の人は特にきついらしくフラフラでした。

そしてお昼と夜のご飯も小食で消化に良いものになるのでとってもお腹がすきます。

1日中お腹すいてる感じです。

断食してないのにものすごくお腹すくんです、多分胃腸が休まって健康になればなるほどお腹がすいてくる感じでした。

胃腸が悪い人はみんなが食べている玄米ごはんは食べられないので代わりに玄米クリームというのを出されます。これが慣れるまではおいしくない・・・。でも慣れると平気に。

玄米粉を水入れて火にかけて攪拌し、クリーム状にしているのでこれまた消化に良いのでしょうね。

小食の話しだすとまた長くなりそうです。また次回に続きを書きますね。

次の記事↓

潰瘍性大腸炎で入院した西式甲田療法の病院③~小食・温冷浴編~
こんにちは。 この③でとりあえず終わりにしますね。 だらだら書いてもいけないと思って。 でもこういう療法に興味がある方に少しは役立つかもしれないと思って書いています。 前回の記事はこちら↓ 病院でも食事は1日2食 病院では基本無農薬野菜や天...

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